カテゴリ:ツアコン昔話( 8 )
ハネムーンやり直してください!
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         欧米のベッドはダブルベッドが基本です。
         日本では、新婚時代にダブルベッドで寝ていたカップルも、
         いつのまにか別々のベッドで寝ることがあたりまえになるのが普通です。


         二人部屋というのは、ベッドが二つあるツインベッドルームのこと。
         私たちは、そういった固定観念を持っています。


         団体ツアーの場合、困るのは日本人のご夫婦にダブルベッドの部屋
         があてがわれてしまうことです。
         

         私たち添乗員は、ホテル側とできるだけ交渉し、
         不公平がないように神経を使いました。


         ハワイの団体旅行、
         私のグループ10部屋の内、なんと4部屋もがダブルベッドでした!


        「やばい、どうしよう?」という私の様子を見て取って、
         現地係員だった男性が、うちのお客さんへの説明を買って出てくれました。


         その時の彼の言葉は感動的でした!


         「みなさ~ん!!お待たせしました。これからお部屋のカギをお渡しします。
         ハワイはハネムーンリゾート、今回皆さんは20名様(10部屋)の中に当たりが入って
         いますよ~。もし、お部屋に入られてベッドがダブルベッドになっていたら~あたり。
         もう一度ハネムーンをやり直してくださいね~


         私はすかさずみんなの表情を見た。


         不思議だったが、困惑している表情の人は皆無・・・
         むしろ期待感すら抱き
         ダブルベッドの当たりをひこうと気がまえているようにも見えた!


         これは私にとって、驚愕の出来事だった。
         まさに目からウロコが何枚も何枚も落ちた瞬間であった。


         すごい!!すべてが丸く収まった。
         これって詭弁?でも、まったくモノは云いようなんだ!!
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by season-bridal | 2010-10-26 07:59 | ツアコン昔話
辛酸なめ男
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      海外のゴルフは基本楽しい。
      ・・・しかし、


       これまで数度となく憂鬱な体験を味わってきた。
       初の海外ラウンドでニューボールを7つなくしたことを皮切りに、



       池があれば、ほぼ100%の確率で池にボールを打ち込み、
       まだ、100mはあるぞという距離なのに、
       一緒に回ったお客からは、
       「はい、OK!!」といわれボールを返してもらったり・・・。


       VIP客のカートに、
       自分のカートを後ろからおもいっきりぶつけたこともある。


       絶対にヘッドアップしないようにと、
       会心の当たりをした打球は、
       はるか前方でラウンドをしている外人の頭をかすめて飛び、

   
       「Hey You!!!!!!!」とののしられたり・・・・・
       まったくトホホな思い出ばかり。


       だが、海に向かってティーショットしたり、
       カートを自由に乗りこなしたり、
       目に染み入るようなグリーンが鮮やかで、
       気分は最高なので・・・


       いつかまたやりたいっす!
      






      
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by season-bridal | 2010-10-23 10:37 | ツアコン昔話
ゼネラルストライキ
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       う~ん、最後の最後で困ったのである。
       イタリアではストライキが多いとは聞いたけど、
       まさか最終日の、しかも帰国前の自由行動中に当たるとは。


       その日は夕方の飛行機でローマからの帰国日。
       午前中は自由行動、
       午後からスト突入。

       日本ではあまり聞きなれない言葉だけど政府に対抗する手段として、
       国中のすべての人がストに突入してしまうストライキである。
       国中のあらゆる交通手段もストップしてしまう。


       観光客の我々にとり、
       まさに絶体絶命の緊急事態。


       乗り物に乗って観光に行ったお客はもれなくホテルに戻る為の交通手段
       を失った・・・


       途方に暮れた私とガイド、そして私たちの貸切りバスの運転手の三人は
       客の捜索活動を開始した。


       お客さんの行きそうな所にヤマをかけ、3人で目を血眼にして探す、
       トレビの泉付近でひとり発見!!


       そして、次々と発見、
       (おもしろいように・・)


       まるで、引き寄せ現象のように、
       困り顔のうちのお客さんをローマの街角で探し当てるんです。


       歩きでホテルに辿り着いたお客さんを含めて、
       全員無事、出発時刻に間に合いました!!


       ありえない、不思議な一日でした・・・(笑)

      
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by season-bridal | 2010-10-17 00:02 | ツアコン昔話
「探検の4要素」
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       この言葉は私が直接菊池さんの口から聞いたわけではなく、

       菊池さんのことについて書かれた文章をネット読んでて、
       たまたま目にとまった言葉。


       そこには、「探検の4要素」と書かれてあった。
 

       ①自立性
       ②危険性
       ③探求性
       ④貢献性


       私ならこの言葉をこんな風に解釈したい・・・


       (自立性)人を頼まず自ら突き進んでいく勇気を持ち、
       (危険性)見えない壁にぶつかることを恐れず、
       (探究性)踏みとどまり、没頭せよ。
       (貢献性)同じやるなら、必ずできるという強い思いを抱き、


       世の中があなたの後に続くような、
       (小さくてもいいから・・・)
       そんな冒険を試みるといい。
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by season-bridal | 2010-10-14 00:14 | ツアコン昔話
北極の案内人
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      北極、その実態は北極海が凍結した氷の大地。
      旅の案内人をしていただいた菊池徹さん。


      第1次越冬隊で南極観測に犬ぞりを使うことを提案し、
      樺太犬のタロ、ジロらの世話をした。
      映画「南極物語」で高倉健が演じた潮田隊員のモデル。



      北極で私たちが頼んだガイド役。
      思えば本当に贅沢な旅だった。



      菊池さんと一緒に、
      北極で飛行機の仕入れに行った。
      北極専用機「ツインオッター(写真)」の遊覧飛行。
      ブリザードが来ないか見計らって・・
      「えいっ」と舞い上がる飛行機。


      この飛行機で私達は、
      上空から野生のシロクマを見つけた。



      群れて泳ぐ鯨を見つけたり、
      氷上の島(ビーチー島)に着陸したりもした。



      そして、極めつけは北磁極への飛行



      夜、皆でひとつの部屋に集まり、
      菊池さんから、
      南極越冬隊の裏話も聞けた。



      今年4月、
      菊池さんはバンクーバーでお亡くなりになられました。



      北極の夜に氷を入れて、一緒に飲んだウイスキーの味を、
      今でも忘れません。
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by season-bridal | 2010-10-13 09:00 | ツアコン昔話
北極での過ごし方
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       北極にも季節が存在し夏は花が咲き、太陽が大地を照らします。


       太陽は1日中でています。
       沈まないです。
       白夜ですね。


       先生達があれこれと地質とか植物とかを採集したり、
       いわゆる現地調査をされている間、


       私は手持ち無沙汰でした・・。
       添乗員としてまったくやることがないのです。


       旗持って走り回ったり、
       あっちこっちでペコペコしなくていいということですね。


       ツアーに参加した一番若手の先生と、ほとんどビリヤードやって過ごしました。(笑)


       ごはんは3食、いつでも食べられるバイキングで、
       これが、結構イケルんです。


       近くにイヌイットの人が経営している店があって、
       手彫りの人形や、手編みの帽子なんかも買えます。

       この村でのイヌイットの人達の暮らしは、驚くほど近代的で、
       スノーモービルなんかも乗り回してたんですよ~
        
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by season-bridal | 2010-10-11 06:16 | ツアコン昔話
世界の果て、北極までイッテQ
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       入社3年目だったか、
       いきなり北極のツアーの仕事が決まった。
       しかも、そのツアーになんとツアコンとして同行することになる。


       社内というより、当時、日本中探しても北極ツアーの添乗なんてなかった。
       福岡の高校教師の北極圏調査グループだった。


       成田よりバンクーバーへ向う。
       バンクーバーでカナダ入国を済ませ、エドモントンから別の飛行機に乗り換えた。


       エドモントンからはイエローナイフ、ケンブリッジベイを経由して民間航空路
       最終地レゾリュートへ向かった。


       レゾリュートは北緯75度。
       カナダで、と言うより地球上で最も北にある村
       北極点までわずか1650kmなんて・・・


       到着したら、いきなり鼻血がでました(笑)

  
       ※カナダ北極圏、レゾリュートの村は人口約200人ほどのイヌイットの集落です。
      
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by season-bridal | 2010-10-10 00:11 | ツアコン昔話
ツアコン昔話
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      旅行会社で昔添乗員(ツアコン)をやってました。
      専業ではなく、自分のとってきた団体旅行や、会社が企画したパックツアーの
      添乗業務です。


      福岡発着なら、韓国・台湾・香港・シンガポール・グアム・ハワイ等。
      東京発着のヨーロッパ、アメリカ、オセアニア等。


      変わったところでは、北極なんかにも行きました。
      国内の慰安旅行の添乗にも良く行きました。


      最新情報ではないので恐縮ですが、
      その当時の旅のエピソードなどを
      ご紹介させていただけたらと思っています。
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by season-bridal | 2010-10-07 07:39 | ツアコン昔話